ノーベル化学賞・鈴木章さんに特別名誉町民称号を贈呈
2011.01.14
むかわ町で1月6日、ノーベル化学賞受賞の北大名誉教授の鈴木章(80)さんが受賞後初めて陽子夫人(79)と共に帰郷し、多くの町民の歓迎と祝福を受けました。むかわ町特別名誉町民称号贈呈式がむかわ四季の館で行われ、農協役員や農業関係者、町民400名が祝福しました。
贈呈式には鳩山由紀夫前首相や橋本聖子参議院議員が祝辞を述べ、山口憲造町長から「特別名誉町民称号の記」や「特別名誉町民章」が贈呈されると、会場は温かい拍手に包まれました。
式後、鈴木さんの記念講演が行われ、「多くの方の温かい気持ちに感謝しています」と述べ、「希望は人から与えられるものではなく、自分で見つけるもの。将来に向かって実現のために努力してほしい」と若い人たちにエールを送りました。
講演後、鵡川で生産された手作りの花束が次世代を担う小中学生から次々に手渡され、JAむかわからは、むかわ米1年分を鈴木さんに贈呈しました。
山口町長から特別名誉町民の称号が贈られました |
講演する鈴木先生 |
次代を担うこどもたちから、むかわで生産された花束が贈られました |