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むかわ春レタス収穫始まる 小笠原さん夫妻2年目の春

2012.04.12

春レタスの出荷が先月下旬から始まりました。新規就農の小笠原弘義さん(48歳)、美樹さん(45歳)夫妻は2年目の春を迎え、先月29日にレタスを初出荷。「今年はマイナス20度以上の日が幾日も続き、温度管理に苦労した」と小笠原さん夫妻は話しますが、それでも厳寒の中で順調に生育。無加温で100日以上をかけて育てあげたレタスは品質、食味ともに上々の出来ばえとなりました。

「定植後農薬は一切使用していないので、安心して食べてもらいたい」と弘義さん。「むかわの春レタスはシャキシャキ感と甘さが自慢」と美樹さん。今年は820坪にレタスを定植しました。これからは早朝4時から9時まで収穫、箱詰め作業に追われ、毎日60ケースを出荷する予定です。弘義さんは2年間実習農場で実践を積み、美樹さんは農家のパートで家計を支えました。

昨年就農した小笠原夫妻はレタス、トマトの組み合わせでハウスを有効活用。高い価格にも助けられ、当初計画を大幅に上回る経営結果を残しました。夢を現実に、成果を上げた二人の歓びはひとしお。今年もニラ1棟(100坪)、レタスの後に10棟(1000坪)にトマトを作付けする予定です。「今年も力を合わせ、さらに経営の安定に努めたい」と小笠原さん夫妻。二人の夢は、春レタスの収穫で始まりました。

鵡川春レタスは4月上旬から、ほぼ全生産者が収穫し始め、毎日2000ケース以上が道内6市場などに出荷されます。4月のむかわ春レタスの道内占有率はほぼ100%です。出荷は1玉550グラム以上、1箱12玉入りで、7キロを基準(AL)にしています。

國重俊介蔬菜園芸係長は「JAむかわでは今年から1日3回の受入体制を取ります。収穫時重視するのは鮮度であり、市場や消費者のニーズに合わせています。7時までに出荷されたレタスは、夕方には札幌の店頭で販売されます」と話しました。

 

今年も美味しいレタスが出来ました
今年も美味しいレタスが出来ました
陽光に輝くむかわの春レタス
陽光に輝くむかわの春レタス
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