新規就農希望者トマト栽培など現地で学ぶ
2012.09.28
むかわ町地域担い手育成センター主催で9月11日、第4回農業講習会が開かれ、新規就農希望者など19名が参加しました。現在鵡川地域には新規就農者を含め、担い手センターには26名が登録されており、新規就農者4名、農業法人社員3名や篤農家などで農業研修生として働いている人は22名。今回の講習会は鵡川地区二宮の北海道農業指導士中奥三徳代表〔(有)サンファーム〕でトマトとイチゴ、ベビーリーフの施設を見学し、栽培方法を学びました。普及センター東胆振支所の瀬尾典華専門普及指導員からトマトや花き栽培状況の資料を元に、説明がされました。
さらに、同地区田浦の松並恵一氏(道農業士)の施設ではスターチスを見学し、栽培についても研修を行いました。今回の講習会には農業指導士や農業士も出席し、農作物全般についてのアドバイスをしました。
また、関係機関、事務局を担当するむかわ町の今村繁吉農政課長やJAむかわの沖中隆志農業振興部長、普及センター東胆振支所の榮田耕一調整係長ら9名が参加し、講習会をサポートしました。飛岡雅幸主任は「先進的な指導農業士と農業士の経営を見て、担い手センター就農研修者も経営や研修に役立ててもらえれば」と話しました。参加した研修者はとても参考になったと口をそろえていました。
今後も地域担い手育成センターは、年間スケジュールに則り農業講習会を10回ほど行い、個別相談会も数回実施し、就農者が希望する農業の道を見いだせる支援を惜しみません。
イチゴ栽培中奥さんからを学ぶ
スターチスの栽培について話を聞く