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JAむかわ通常総会

2013.04.19
挨拶する中奥武夫組合長  賛成の挙手をする組合員

 第86回通常総会が4月10日、むかわ町四季の館で開催され、組合員208名、来賓13名が出席して中期3カ年計画も含め、提出した全議案とTPPに関する特別議決を原案通り可決決定した。

総会に先立ち組合員顕彰要領に基づき、監事を3期勤めた宗像光男さんに中奥組合長から感謝状が授与された。開会挨拶で中奥組合長は、「農畜産販売額は2年連続42億円を超え過去最高となった。野菜の価格低迷はあったが、施設野菜販売が順調に推移して好結果となった」と話した。販売額に伴い事業収支も計画を大幅に上回る決算となり、未処分利益剰余金9,292万円は利益準備金や出資配当、事業分量配当金等を除き3千万円を次期繰越金とした。総会ではJAむかわ青年部山下裕太部長から「TPP交渉断固反対並びに北海道農業確立に関する決議」案が提出され、満場一致で採択された。JAむかわは今年度の事業計画でもTPP(環太平洋経済連携協定)にふれ、「政府は3月15日国民の声を無視して参加表明。国益を守れる担保も保証もない中での参加表明は断じて容認出来ない」と記載し、鵡川地域農業の試算は約12億円の影響を及ぼすと予測し、今後も各関機関等と連携を図りTPP参加阻止の運動を展開していく。

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