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コンサドーレ札幌の選手たちによるサッカー教室開催

2013.07.10

みんなの良い食 JA親善大使

名塚コーチから指導を受ける子供たち
名塚コーチから指導を受ける子供たち
頑張る子供たち
頑張る子供たち
櫛引選手とお母さんの手作り料理を一緒に食べる
櫛引選手とお母さんの手作り料理を一緒に食べる
みんなで記念撮影
みんなで記念撮影

胆振管内JAむかわで6月23日、「みんなの良い食JA親善大使」サッカー教室が鵡川中央小学校グラウンドで行われ、小学生22名が参加した。

JAグループが進めている「みんなの良い食プロジェクト」は食をみんなで考え、心と体を支える食の大切さや、地域農業について学び、日本農業のファンになってもらおうという運動。JAグループ北海道と㈱北海道フットボールクラブが提携し食と農の理解促進を図っていこうと、今年で4年目を迎え、胆振地区ではむかわ町が初開催地となった。参加者はJAの今村隆常務から鵡川農業の成り立ちや、代表的な水稲やトマトなどの話しを聞いたり、ペットボトルに入れた玄米を突いて白米にする体験もした。

この日の「みんなの良い食JA親善大使」は全道8カ所で一斉に行われ、むかわ町にはコンサドーレ札幌のMFの上里一将選手、DFのチヨ・ソンジン選手、櫛引一紀選手の3名と、元日本代表キャプテンの名塚善寛コーチが来町し、サッカー指導と、保護者も参加し子どもたちチームとのゲームでは大きな歓声が上がった。

ゲームの後では、子供たちは地元食材をふんだんに使ったお母さんたちの手作り弁当を広げ、コンサドーレ札幌の選手たちと共に食事を楽しんだ。名塚コーチに鵡川の特産品を聞かれた子供たちは「ホウレン草、イチゴ、シシャモ」などと元気に答えた。

選手への質問コーナーでも、子供たちは元気よく手を上げ、「彼女は、もてる人は、寮の食事は」などの質問に選手が答え、歓声が絶えなかった。選手とのサイン会も行われ、会場は温かい雰囲気に包まれた。

JA中央会札幌支所の太田慎太郎さんは「地元の食材を使い、ご両親と一緒にお弁当を作ることで、農業を身近に感じてもらえたのでは」と取り組みを評価した。参加した南川賢史郎くん(小学6年)は「お母さんの弁当作りを手伝い、コンサドーレ札幌の選手とサッカーができてとても楽しかった」と瞳を輝かせた。JAむかわの貞廣幸治農業振興係長は「子供たちはあこがれの選手たちとサッカーをし、一緒に食べた弁当のおいしさがいつまでも心に残るはず」と話し、鵡川の農畜産物を食した「みんなの良い食プロジェクト」の成果を確信した。

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