鵡川中央小学校で稲刈り体験
2013.10.21
刈り方を教わる
うまいよ刈り取り
全員て?記念撮影
むかわ町立鵡川中央小学校の5年生40名は10月8日、むかわ町宮戸の(有)山下農園で春に田植えをした田んぼで、稲刈り体験学習を行った。
担任の相馬弘美先生(1組)と阿部巧先生(2組)から11名のJA青年部員が紹介され、山下裕太部長は「お兄さんたちに稲刈りを教えてもらい、怪我をしないよう楽しんで下さい」と挨拶した。
子供たちは4班に分かれ、鎌の使い方を教わり、株を握りしめザクリと稲を刈り取った。最初は苦労していた子供たちも、またたく間に腕を上げ、あちこちから歓声が響く。工藤元紀君は「稲刈りをして、お米を大切にしなければいけないと思った」と感想を話してくれた。
稲刈り後質問の時間があり、子供たちから矢継ぎ早に質問が、「お米は何で殻がつくのか」「全国のお米の品種と北海道のお米の種類は」「新米表示は」「本州と北海道のお米の違いは」など難しい質問に稲作研究協議会の辻野寛幸副会長(青年部員)が答え、「楽しそうに体験してもらい良かった。これを機会に地元のお米を沢山食べてもらいたい」と話した。子供たちを代表し大内優衣さんから「稲刈りをやさしく教えてくれてありがとう」とお礼の言葉が述べられ、鵡川中央小学校は食糧の大切さを子供たちに知ってもらおうと、各学年が食について取り組んでいる。刈り取った稲(ゆめぴりか)は学校へ持ち帰り、子供たちの手で自然乾燥し、脱穀調整、精米をして、来月お米料理を作る予定にしている。