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JA女性部の味噌造り

2016.2.5
種水を打ちながら様子を見る
種水を打ちながら様子を見る
味噌玉を作り完成
味噌玉を作り完成

平成28年1月25日からJAむかわ女性部(佐藤悦子部長)の味噌造りがむかわ町のまなぶ館「加工室」で始まった。リーダーは30年以上味噌を造っている名人の古根川隆子部員。味噌造りは3日前の麹作りから始った。蒸したお米を冷まし麹菌を混ぜ、網目の袋に入れ、さらに木箱に広げ、発酵器で3日間寝かせ麹が出来上がる。原料の大豆とお米各115㎏は部員が自家製を持ち寄った。最終日の27日、8名の女性部員は朝8時30分から蒸した大豆を機械でつぶしてから、練り込んでいき、途中で種塩や種水をかけ、ふたたび練り上げ、味噌玉を作り完成。1回で60㎏の味噌が出来、一連の作業は1日に8回行われた。古根川さんは「味噌造りは寒い時期が最適で、この先の熟成を良くする」と永年の経験を言葉にした。味噌造り3年目の椿文子さんは「先輩から伝統の味噌造りを教えてもらい嬉しい。塩以外は全て地元の食材を使い、安心して食べられ、味も好評です」と笑顔で話した。「仕込んでから食べられる迄には1年かかるが、その間の温度管理と、天地返しなど、手間暇をかけなければ、美味しい味噌は出来ない」と古根川隆子さんは強調した。今村京子さんは「手塩にかけて作る味噌は我が家の味となり、もう市販の味噌は食べられない」と話した。佐藤部長は「みんなで集まり、味噌造りはワクワクして楽しい。JA女性部の味を若い人たちに引き継いでいきたい」と話した。昨年仕込んだ味噌を持ち寄り、味噌汁と赤飯で昼食会となった。JA女性部では多くの参加を呼びかけ、冬場のゆとりの時間を活用し、手芸やパソコン教室等活発な活動を行っている。

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