鵡川春レタス収穫始まる
2016.4.11
レタスほ場
収穫作業の丸山さん
JAむかわの春レタスの収穫が3月21日から始まり、昨年より1週間ほど遅い収穫となった。4月1日現在JAでは日量1,500ケースを道内市場に出荷している。町内田浦地区の丸山幸治さんは3月31日から収穫をはじめ、日量100ケースを出荷している。
4月中旬の最盛期は早朝4時30分から収穫をはじめ、毎日200ケースを出荷する。奥さんの千春さんは「鵡川の春レタスはシャキッとした新鮮な食感と甘さが特徴。旬の味を生食以外にもしゃぶしゃぶ等いろいろな食べ方で味わってほしい」と話した。「定植時以外は農薬を使用していないので安心、安全」とJA営農部の阿部秀吾販売課長が言うようにレタス部会では北海道独自の安心表示制度YES!clean(イエスクリーン)を取得している。
本格的な収穫を迎えるとJAの受入は午前7時と9時の2回になり、7時の出荷分は即荷積みして札幌では夕方に店頭に並び、旬の味を堪能できる。最盛期には全道に日量6,700ケースのレタスが出回り鵡川の春レタスの季節となる。レタス部会では自主検査による週1回目の慣らし会を行い、規格、品質管理に最善を尽くしている。JAむかわのレタスは15年の歳月をかけ、道産レタスの栽培技術を確立し、春レタス産地となっている。