実践研修者終了式・就農の門出を祝う
喜びの修了式
修了を祝って記念撮影
11月4日(金)、むかわ町鵡川農業センターで、むかわ町地域担い手育成センター実践研修者の大竹啓介さん(33歳)と妻の大竹さつきさん(31歳)の修了式が行われた。
長門宏市会長は「2年間実践農場で頑張り優秀な成績を残した。1年間、さつきさんも研修者として奮闘しました。お二人で将来のむかわ農業を担って頂きたい」と新たな出発にむけ、激励の挨拶をした。
大竹夫妻の経緯を飛岡雅幸事務局が紹介。「啓介さんは平成25年8月「本気の一週間農業体験」に参加し、新規就農第1号の小笠原弘義さんのもとで農業体験した。その後、夫妻で北海道担い手センター主催の短期農業体験に参加、農業者になることを決断した。翌年、啓介さんは二宮地区で長期農業体験者としてレタス、トマト、水稲等の農作業に励み、その農業に取り組む真摯さが認められ、平成26年11月から研修農場「豊城ファーム」で2年間、先輩研修者と一緒にハウス建て、トマトやレタスなどの栽培管理を学んだ。新規就農のために長期農業体験をしていたさつきさんが、平成27年11月から女性初の実践研修者となり、共に助けあい栽培管理や経営の勉強、就農場所等を決め、本日の修了式を迎えました」と話した。
夢をかたちに着実に前進してきた大竹夫妻に長門宏市会長から修了証書が手渡され、会場から惜しみない祝福の拍手がわいた。
決意表明で啓介さんは「支え、励まして下さったむかわ町の農業者や関係機関のみなさんありがとうございました。実践農場の2年間を活かし、二人で力を合わせ、安心で安全なおいしい野菜を作り、安定経営をめざします」と力を込めた。
さつきさんは「両親が、後押ししてくれたことに感謝しています。これからが本当の真価が問われるとき。先輩たちのように頑張ります」と決意を言葉にした。
大竹さん夫妻は鵡川地区春日で新規参入し、ハウス9棟にレタス、トマトの施設野菜と畑作を耕作する