JA青年部児童に脱穀と精米教える
2016.11.16
縄づくりの指導
脱穀作業を教える青年部員
JAむかわ青年部は11月16日(水)、むかわ町立鵡川中央小学校の5年生2クラス44名が行う脱穀作業や精米作業を支援した。5年生は春の田植え、10月18日の稲刈り体験授業を行い、稲をはさ掛け乾燥してこの日に備えた。JA青年部員は脱穀、籾すり、精米機を持ち込み、9名がそれぞれの作業の指導にあたった。
各班に分かれて作業を行い、白米にするまでのいくつもの工程を子どもたちは体感していた。また、部員たちは稲わらを使い、縄やしめ縄づくりを子どもたちに教えた。
この日、出来た白米は32.5kg。高橋彩香さんは「寒かったけど脱穀作業が楽しかった。白米にする大変さがわかりました」と話した。また、樫村璃緒菜さんは「疲れたけど良い体験をしました。来週ご飯と味噌汁を食べるのが楽しみ」とほほえんだ。
JA青年部の須藤正人部長は「稲刈り後もこんなに手間がかかり、お米を作るまで大変な苦労をします。食育の一環にたずさわり、子どもたちの食に対する意識を高めることができれば、青年部としてとても嬉しい」と話した。