消防演習に出動・JA職員患者役で避難
2017.6.14
避難する患者役のJA職員
放水訓練
6月14日、むかわ町鵡川厚生病院は大規模な消防演習を行い、JAむかわ職員10名が外来患者役で協力した。鵡川厚生病院はむかわ町の医療機関を担い、地域住民の医療と健康管理になくてはならない存在。胆振東部消防組合消防署鵡川支署の依頼を受けて緊急車両や放水訓練を含む大演習となった。
防災訓練では通院、入院患者を避難誘導するためJAなどに要請し、訓練に参加した人たちは模擬患者となり、誘導員に従い次々に避難行動を開始した。自ら歩いて移動できる独歩患者のJA職員は本番さながらの表情で屋外に避難。続いて安静を要する護送患者や、ベットで安静にしていなければならない担送患者らが待機場所に運ばれた。
この訓練にはJAむかわ職員の消防団員も参加し、女性団員の山崎香さんは救護班を務めた。JAむかわは地域貢献活動など地域に根ざした活動を展開しており、毛利好隆参事は「避難や消火訓練はJAでも毎年行っているが、今回の大がかりな消防演習に患者として参加し、大変参考になった。今後も防災活動に取り組んで行きたい」と話した。