コンプライアンス研修会・不祥事ゼロ誓う
2017.6.22
講師の三浦広大監査士
JAむかわは6月22日、むかわ温泉四季の館で役職員のコンプライアンス研修会を開き、79名が出席した。
講師はJA北海道中央会札幌支所の三浦広大監査士が務めた。最初に「コンプライアンスとは法や規則を守るだけでなく、社会から寄せられる信頼や期待に応えることで、意識醸成や知識の習得、行動促進が確立するために必要である」ことを強調した。
三浦監査士は「不正が発生する背景には動機、機会、正当化の3要素があるが、チェック機能が充分に働けば不正は防止できる」と話した。
また、個人情報の管理についても講演し、不祥事や個人情報漏えいは、「何よりも起こさせない風土が必要であり、人事ローテーションや内部牽制の強化、コンプライアンスの徹底などで職場環境を構築することが重要であること」を強調した。
毛利好隆参事は「数十年不祥事は起きてはいないが、何でも言える職場風土の醸成や管理職も部下と積極的にコミュニケーションをはかる職場にしたい」と話した。
研修会後は、役職員の相互信頼を深めるための交流懇親会を開き、長門組合長の挨拶で、不祥事ゼロ継続を誓った。