全国和牛共進会出場・加藤さんとJA職員タッグ調教
2017.7.7
歩く訓練をする
微動だにしない調教
JAむかわ鵡川和牛改良組合の加藤啓介さん所有の「しらゆりひめ」号が、6月29日音更町で開かれた第11回全国和牛能力共進会北海道最終選抜会で選出された。
「しらゆりひめ」号が選抜会で落ち着いた姿勢で審査を受けられるよう、4月から3、4時間立たせる「つなぎ調教」を行ってきたが、北海道選抜会でも充分ではなかった。
和牛のオリンピックといわれる5年に1度の「全国和牛能力共進会」に最高の姿で「しらゆりひめ」号に臨んでもらいたいと、加藤さんとJA職員毛利大和審査役、佐々木孝光職員で調教することを決めた。毎日早朝行う調教で、「しらゆりひめ」号の理想的な姿勢を保つ動作や立ち位置を整えていく。
しらゆりひめ号は選抜の審査講評で「品位も有り、各部位の発育がすばらしい」と賞賛された。
加藤さんは「JA職員とタッグを組み、日々繰り返す訓練で、だんだん負けられない、勝ちたいという思いは強くなった。それが支援してくれた方達や、選んで下さった方への恩返し」言い切る。