トマト共同選果最盛期・いざ本番、夏秋トマト
2017.8.8
共同選果場
選別作業
JAむかわで夏秋トマトの収穫が7月19日からはじまり、共同選果場も8月に入り本番を迎えた。選果場では30名ほどのパート職員が、22種類の箱詰作業から自動梱包後の規格別はい積み作業までを行い、1時間で約1千ケースを処理している。8月8日の出来高は7500ケース(1ケース4kg)となった。
共選場の操業は午前9時から午後5時までだが、荷受けが多い時は、時間を延長している。共選場は平成26年から機械を3レーンにし、自動梱包等で手作業を極力少なくする改善を図り、生産者や法人の出荷に対応する体制を整えた。
夏秋トマトはJAむかわの主力野菜として毎年実績を伸ばしてきたが、昨年度は台風などの被害で2億円減の7億円となった。今年は2755㌧を見込み、販売額9億円を目標にしている。
蔬菜園芸の阿部将太係長は「玉揃いや形状も良く、例年に比べ上々の出来となった。トマト部会では検査員が10日ごとの目慣らし会を行い、受入出来ない品物は返品するなどの検査体制強化を図っている」と話した。
また、トマト部会ではYES!clean(イエスクリーン)基準を守り、安心、安全面でも最善を尽くしている。
高柳壮部会長は「秀品率をアップし、部会員とともに今年も安心安全でおいしいトマトを消費者に届けたい」と話した。