リシアンサス出荷・丹精込めた人気の花が勢揃い
2017.8.11
見事に咲いた
選別の状態を奥さんと観察
JAむかわ花き生産組合リシアンサス部会は、7月下旬からリシアンサスの収穫をはじめた。鵡川の涼しい気候の中で、長期間かけて育てあげたリシアンサスは、お盆からいよいよ本格的出荷を迎えた。清野雅之部会長の所でも1月に播種し、3月下旬に定植したリシアンサスが収穫期を迎え、週3回の出荷に合わせて、選花作業に追われていた。
部会では花持ちさせるため、収穫は朝と夕方の涼しい時間帯に決めている。さらに、選花後は扇風機をかけ鮮度保持に努めている。清野さんは「今年は6月の低温で生育が遅れが、7月に入り気温の高い日が続いたので高さのあるしっかりとした花に育った。早めに花芽を摘むことで、丈夫で日持ちする花に仕上がった」と話す。
清野さんではハウス3棟(1棟130坪)に、ボヤージュシリーズをメインに人気の紫やピンク、白などの5種類を作付けしいる。現在収穫しているハウスは8月いっぱいまでだが、ほかの2棟に、お彼岸から11月まで継続出荷できる作付け体系にしている。
清野さんは「お盆、お彼岸と花の需要期を迎えるが、良質の品物を継続して安定供給していきたい」と力を込めた。むかわのリシアンサスはブランド名「HOKKAIDO MUKAWA 夢シリーズ むかわの花」で全国の花き市場に出荷し、高い評価を得ている。