全国和牛能力共進会・必勝願い出発式
2017.9.4
加藤さんとしらゆりひめ号
たくさんの方が応援に来た出発式
9月4日、JAむかわ鵡川和牛改良組合加藤啓介さん所有の「しらゆりひめ」号の全国和牛能力共進会(以下全共)の出発式が開かれ50名が出席した。
「しらゆりひめ」号は宮城県で開催される全共第2区若雌1(月齢14から17ヶ月未満)に全道代表として出場する。
鵡川和牛改良組合の加藤光昭組合長が「むかわ町、JAをはじめ多大なるご支援とご協力を賜り厚くお礼を申しあげます。いよいよ出発の日を迎え、名誉賞めざして頑張ってもらいたい」と挨拶した。
JAむかわ長門宏市組合長は「北海道選抜会で厳しい審査を勝ち抜き、鵡川和牛改良組合として20年ぶりの全共出品は大変喜ばしいことであり、4ヶ月間に渡り調教を重ねてきた成果を遺憾なく発揮してもらいたい。」と激励の挨拶をした。
清野秀明営農部長から、父に「勝早桜5」、母に「ゆりまつ」を持ち、「百合茂」、「安平」の血統を受け継いだ出品牛「しらゆりひめ」号が紹介された。
加藤啓介さんが出陣にあたり「むかわ町は長年に渡り和牛振興に力を注いで来た歴史があり、その思いと実績を全国にアピールし、しらゆりひめ号と共に奮闘して参ります」とお礼の挨拶をした。
和牛振興委員会からは、野脇広夢会長と鎌田拓弥さんが交代でサポートにあたり「良い結果を出せるよう精一杯サポートし、最高の状態で出場させてやりたい」と思いを込めた。
早朝からの調教を含め4ヶ月間、「しらゆりひめ」号と心ひとつに鍛錬を積み重ねてきたJAむかわの毛利大和審査役、佐々木孝光職員、むかわ町の横山正法職員が8日間をサポートし、5年に一度の大舞台に勝負を懸ける。