お米温かい・JA青年部脱穀と精米支援
2017.11.14
脱穀する児童
白米温かい
JAむかわ青年部は11月14日、むかわ町立鵡川中央小学校の5年生35名の脱穀から精米までの作業を支援した。
須藤正人青年部長は「春に植えた稲が稔り、収穫をして、はさ掛け乾燥した稲がいよいよおいしいお米になります。風が強いので、けがをしないよう楽しんでください」と挨拶した。 JA青年部員15名が各作業の指導にあたり、稲束を機械に差し込み、児童の手を取り安全に気を配り脱穀作業をした。脱穀しても取れない籾を児童は「もったいない」と手でちぎり、育てたお米の一粒まで大切にした。
次に青年部員が機械に籾を入れると籾殻が取れて玄米になり、児童は滑らかな触感を感じていた。
さらに、精米器で玄米から白米にする作業を行い、鮮やかな白さに子どもたちは驚きの声をあげ、白米にふれ温かさを体感していた。
部員の桒原真宜さんは稲わらを使い、縄やしめ縄作りを子どもたちに教えた。
門田ひなたさんは「稲刈り後もこんなにたくさんの作業をして大変だったけれど、楽しかった」と話した。
青年部の加藤啓介さんは「鵡川はお米のおいしい地域なので、朝ご飯もしっかり食べてください」と話した。
児童も「ありがとうございました」とお礼の言葉を述べ、大熊龍也校長は「5年生全員が1年間貴重な体験をさせていただき、青年部の支援に感謝しています。農業の大変さと喜びの体験が家族の話題となり、食農教育につながり、今後も日常の食の大切さを実感してくれるはず」と感謝と期待を込めた。