むかわグルメフェスタinオータム・JAむかわ秋の味覚勢揃い
むかわ町で9月22日、「産地直売~第7回むかわグルメフェスタinオータム」がむかわ町役場駐車場で行われた。絶好の晴天に恵まれ、秋のむかわの味覚を求めて多くの来場者で賑わった。秋一番のフェスタは、むかわ町やJAむかわ、漁協、森林組合、商工会、観光協会などが実行委員会を作り、町内外にも定着した。今年は地元のほか昨年の胆振東部地震被災地より厚真町、安平町と日高町、平取町からも出店され、フェスタを盛り上げた。
JAむかわブースのお好み焼きは、米粉とキャベツを使いモッチリとした食感が好評で、列は途切れることはなかった。また野菜のカレーライスやコロッケ、石焼きとうきびを販売。鵡川産野菜にこだわり、愛情と一手間かけた料理は好評だった。購入者には牛乳やヨーグルッペを無料でプレゼントして消費拡大キャンペーンを行った。無料体験コーナーの「フラワーアレンジメント」には子どもや親子で挑戦する人たちで賑わった。農畜産物直売ではトマトやレタス、じゃがい、カボチャ、花きなどが人気を博した。
近隣の厚真町からはジンギスカンやハスカップ綿飴、安平町はあびちきボールなど、平取町は和牛ハンバーグなど、日高町はつぶ串、タコ串などを販売。さらに、近隣のゆるキャラが一同に集まり、子どもたちに大人気となった。むかわ観光協会もむかわ牛のハンバーガーやステーキを販売し、来場者はおいしさを満喫した。
ステージではファイターズガールダンスショーやもえのあずき大食いバトル、空手道少年団の演武やよさこいの演舞などを熱演し、観衆を魅了した。また、「まつかわのつかみ取り」や「ほっきつかみどり選手権」に観客から声援が飛んだ。ラストを飾りもちまきに大歓声がわき上った。毛利好隆参事は「震災に遭ったが、多くの来場者に楽しんでもらい、むかわ町や近隣のおいしい旬の農畜産物を堪能してもらうことができた。農畜産物を育てる生産者やJAにとっても復旧、復興の元気な様子を感じて頂けたことは大きな喜び」と話した。