豊穣の新穀感謝祭・復旧復興順調
2019.11.23
参拝する長門組合長
むかわ町で11月23日、新穀感謝祭世話人会主催の収穫を感謝する祭祀が鵡川神社で行われ、むかわ町長や農業関係団体代表者など32名が出席した。新穀祭は鵡川神社三上剛宮司が祝詞を神様に奏上し、むかわ町竹中喜之町長や町議会議員、農業委員会、土地改良区、普及センターの代表らが参拝、奉納した。最後に代表を務めるJAむかわ長門宏市組合長が参拝し、玉串を奉納した。新穀感謝祭を終えて世話人の長門代表が挨拶し「多くの方々に出席していただき、新穀感謝祭を行うことができました。昨年の震災でむかわ町は復旧、復興のさなかですが、むかわ町や関係機関のご支援で穀類乾燥調製施設や大豆一時貯留保管施設の建設工事も順調に進んでいます。今年も6、7月の天候不順等で収量の減収がありましたが、災害もなく収穫を終えることができました。販売額は計画目標には届きませんが、生産者の努力で45億円を超える見通しとなりました。関係機関や各団体に敬意と感謝を申し上げます。また、日本とEU(欧州連合)のEPA(経済連携協定)がすでに始まり、毎年関税が引き下げられるので地域経済への影響や生産者の不安軽減に努め、地域経済を守っていかなければならない」と挨拶した。