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長門組合長・年頭挨拶

2020.01.01

新年あけましておめでとございます。
 皆様におかれましては清々しい新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
 また、日頃より農協事業にご協力を賜り感謝申し上げます。

地球人口が100億人を超える時代を迎え、飢餓人口の拡大が危惧される中、食料の大半を海外に依存している日本を振り返ったときに、TPP11や日米二国間協定に合意し、さらなる農畜産物輸入を促進する政策で本当に国民の生命を守ることができるのか、疑問を感じるところです。

JA北海道大会で決議した「北海道550万人と共に創る「力強い農業」と「豊かな魅力ある農村」」は、単に農業者の所得向上を図るだけではなく、地域の基幹産業である農業が担う社会的役割を農業者以外の方に理解頂くよう努めるとともに、加速化する農村の人口減少を抑制しながら、将来にわたり安全・安心な農畜産物を安定供給する役割を果たすことを目指しております。令和元年9月に農協改革集中推進期間における農水省の総括で「JAグループ北海道の取り組みが、着実に進展している」と評価頂きました。取り巻く情勢は非常に厳しく、課題もありますが、引き続き、組合員、農協、連合会が一体となった取り組みを行って参りますので、ご理解・ご協力をお願いするところです。

組合員の皆様におかましては、平成30年9月の台風21号と胆振東部地震の大きな被害より、農地や農業施設復旧に努力され、営農継続に尽力頂いたことに敬意を表するところです。また、昨年は、相次ぐ台風上陸により、日本各地で記録的な災害が発生し、多くの方が被災されました。あらためて被災された皆様にお見舞い申し上げるところです。近年国内では、想定を越える災害が多発しており、日頃からの防災意識の重要性を認識するところであります。

さて、昨年は復興元年としてスタートいたしました。被災した穀類乾燥調製施設と保管施設の再建は、行政や連合会のご支援により、令和2年3月に完成する予定であります。その間、小麦、米、大豆の調整作業ができないことから、利用者にご心配をおかけいたしましたが、町内生産者と連合会や近隣JAのご協力により、大きな問題が発生せず、収穫調整作業を終えることができました。さらに、工事のため、営農部構内が手狭となり、ご不便をおかけしましたが、皆様のご協力により事故なく繁忙期を乗り越えたこともできました。あらためて感謝申し上げるとともに、新たな乾燥調製施設が農業振興と農業生産の基盤となることを期待するところであります。

農畜産物の販売状況は、気象変化の激しい年となったことから、品目や生育ステージの差により収量や価格に大きな差が発生しております。その結果、48億円の販売計画を下回る非常に厳しい推定となっております。このような状況下にありながらも、平年並みに所得を確保されている方がおり、基盤整備や肥培管理の重要性を痛感しているところであります。北海道農業は、厳しい自然環境を乗り越えてまいりました。先人たちが、協同の力で困難を乗り越え、引き継いできた北海道農業を、私たちもしっかりと繋いでいかなければなりません。そのためには、胆振東部地震で経験したように、一人一人が自立と強調の考えを強く持ちながら、組合員と農協が一体となっていけば困難を克服できるものと信じております。

私どもに課せられた問題は山積しておりますが、皆様の負託に応えるJAを目指し、諸課題に果敢に取り組み、地域農業の振興と農協経営の安定に全力を傾注する所存でございます。今後も役職員あげて、経営の健全化を図り強靱な組織基盤の確立を目指し、組合員の負託に応えるよう努力して参ります。
 最後になりましたが、今年一年災害が無く、豊穣の出来秋を迎えられますことと、皆様の益々のご健勝を心から祈念申し上げて新年のご挨拶と致します。

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