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お待たせ鵡川春レタス/コロナに負けるな春一番

2020.03.26

JAむかわの春レタスの収穫が3月17日から始まった。今年は暖冬で例年より1週間以上早い収穫となり26日現在、日量600箱を道内各市場に出荷している。

おいしいレタスできました
レタスを収穫する関夫妻

生田地区の関浩一さんは新規就農して7回目のレタスの収穫を迎えた。3月20日から収穫をはじめ、26日は40箱をJAに出荷した。早朝6時から奥さんの真紀さんと収穫や箱詰め作業始を行っている。浩一さんは「今、収穫しているレタスは『春P』という品種で12月下旬に定植した。栽培期間中寒暖の差が大きかったので温度管理は大変だった。雪が少なく暖冬だったが、今年も春一番収穫することができて嬉しい」と話した。
 関さんではハウス8棟(100坪)にレタスを栽培し、収穫時期が集中しないようにと昨年の12月から5回に分けて定植した。収穫は5月頃までコンスタントに日量40箱を出荷する予定だ。浩一さんは「就農してから3カ年ほど土作りをした。レタスは3ヶ月以上無加温で栽培するので、寒さが厳しいと凍れから実を守るために糖度を上げるので、一段と甘くて美味しくなる」と話した。奥さんの真紀さんは「鵡川の春レタスをたくさんの人たちに余すことなく活用し、食べてもらいたい。上葉はしゃぶしゃぶなどで、中の方はサラダなどでシャキっとした食感を味わって」と話した。

4月上旬には83戸の生産者が収穫し、日量5000ケースが全道各地に出荷され鵡川の春レタスの季節を迎える。営農部の中塚大樹職員は「レタス部会は北海道独自の安心表示制度YES!clean(イエスクリーン)を取得し、品質にも力を注いでいます。新型コロナウイルスの関係で消費の落ち込みと価格が下がることなどの不安もありますが、安心、安全な鵡川春レタス、旬の味を堪能してください。JAむかわのレタスは15年の歳月をかけ、道産レタスの栽培技術を確立し、春レタス産地となりました。平成19年度にはホクレン夢大賞「優秀賞」を受賞して鵡川春一番の自信作」と話した。

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